「ロードバイクを始めたいけれど、何を基準に選べばいいかわからない」
「高い買い物だから失敗したくない」
このような不安を感じている初心者の方は非常に多いです。
ロードバイクは、選び方を間違えると「思っていたのと違う」「乗らなくなった」という結果になりやすい乗り物です。
一方で、最初の選択さえ間違えなければ、長く・楽しく続けられる趣味にもなります。
この記事では、ロードバイク初心者が実際によくやってしまう失敗を5つ取り上げ、その原因と正しい考え方を丁寧に解説します!
これから購入を検討している方はもちろん、「今思うと失敗だったかも…」と感じている方にも役立つ内容です。
ぜひ最後まで読んで、後悔しないロードバイク選びにつなげてください。
結論:失敗の多くは「基準がズレている」ことが原因

最初に結論(PREP法のPoint)です。
初心者がロードバイク選びで失敗する原因の多くは、「自分に合った基準」ではなく、「なんとなくのイメージ」で選んでしまうことです。
・かっこよさ
・価格の安さ
・有名ブランド
こうした要素だけで決めてしまうと、実際に乗り始めたときに違和感が生まれやすくなります。
では、具体的にどのような失敗が多いのか、ひとつずつ見ていきましょう。
失敗① 見た目だけで選んでしまう
初心者に最も多い失敗が、デザインやカラーだけで選んでしまうことです。
なぜ起きるのか
ロードバイクは見た目が非常に重要な乗り物です。
「このバイクに乗りたい」という気持ちは、モチベーションにもつながります。
しかし、見た目だけで選ぶと次のような問題が起こりやすくなります。
- ポジションがきつくて長く乗れない
- 用途に合っていない(通勤なのにレース寄りなど)
- 疲れやすく、楽しめなくなる
正しい考え方
見た目は「最後の決め手」にするのがおすすめです。
・用途(通勤・週末ライド・運動目的)
・体格や柔軟性
これらを先に考え、その条件を満たす中で好きなデザインを選ぶと失敗しにくくなります。
失敗② サイズ選びを軽視してしまう
サイズ選びの失敗は、後から取り返しがつきにくいポイントです。
よくある勘違い
「多少サイズが違っても、サドルやハンドルで調整できる」
これは半分正解で、半分間違いです。
調整できる範囲には限界があり、フレームサイズが合っていないと、次のような不調が出やすくなります。
- 腰や首が痛くなる
- 手やお尻がしびれる
- 長距離が苦痛になる
正しい考え方
ロードバイクは「服のサイズ選び」に近い感覚です。
身長だけでなく、股下や体の柔らかさも関係します。
可能であれば、実店舗で試乗やフィッティングを受けるのが理想です。
失敗③ スペック表の数字だけで判断する
初心者ほど、カタログスペックに目が行きがちです。
数字が意味するものが分かりにくい
・重量が数百グラム軽い
・コンポーネントのグレードが上
これらは確かに性能差ですが、初心者が体感できる差は意外と小さいです。
正しい考え方
スペックよりも重要なのは、自分がどう使うかです。
- 長時間快適に乗れるか
- メンテナンスしやすいか
- 将来のアップグレードが可能か
数字は参考程度に考えると、選びやすくなります。
失敗④ 予算を本体価格だけで考える
ロードバイクは、本体を買って終わりではありません。
必要な初期装備
- ヘルメット
- ライト・鍵
- ペダル・シューズ
- ウェア
これらを揃えると、数万円単位の追加費用がかかります。
正しい考え方
最初から「トータル予算」で考えることが大切です。
本体に予算を使い切ってしまうと、安全装備を妥協してしまう可能性があります。
失敗⑤ 「とりあえず安いモデル」を選ぶ
「続くかわからないから安いのでいい」
この考え方も、初心者に多い失敗の一つです。
なぜ失敗しやすいのか
安価すぎるモデルは、重量が重く、乗り心地も硬い傾向があります。
その結果、
「ロードバイクはきつい」
「思ったより楽しくない」
と感じてしまい、乗らなくなるケースが多いです。
正しい考え方
無理のない範囲で、一定の品質を確保することが重要です。
「楽しい」と感じられることが、継続につながります。
まとめ

初心者がやりがちなロードバイク選びの失敗は、次の5つです。
- 見た目だけで選ぶ
- サイズ選びを軽視する
- スペックの数字だけを見る
- 本体価格だけで予算を考える
- 安さだけで決めてしまう
ロードバイク選びで大切なのは、「自分に合っているかどうか」です。
正しい基準で選べば、ロードバイクは日常を豊かにしてくれる最高の趣味になります。
ぜひ焦らず、納得できる一台を選んでください!

